私たち人間は「肉体をもっている霊的な存在」で、霊的な感性を備えています。
そのため、この世にいる間も、見えたり、ふれたりして確認することは難しいけれども、実は、いろいろな「霊的なエネルギー」「霊的な存在」との関わりが発生するものです。
そのひとつに、未浄化な霊に「憑依」されるという現象があります。
憑依されると、どうなるか。
あらわれ方は、人それぞれですが、
「その人がもつ特徴が増幅されて、極端になる」という部分が共通しています。
憑依が起こるときは、その人と、霊との間に、引きあう要素が存在するということです。何も共通する要素がなければ関わりがつくられないのは、人間関係も、霊との関係も、同様となります(波長の法則)。
こうしたあらわれは、主に2パターンあります。
ひとつは、自分のエネルギーが少なくなるあらわれです。
憑依されると、霊に自分のエネルギーを使われるような状態になります。そうなれば、自分はエネルギー不足となり、得意なことはそれでもなんとかなるとして、苦手なところ、弱いところは、普段よりも少ないエネルギーしか配分されないとなれば、ますますうまくいかなくなります。
自分のよい状態をキープしにくくなるので「弱いところが目立つ」のです。
たとえば、もとから大雑把できちんと整理整頓できないタイプの人が、憑依されるとエネルギーが減り、ますます適当になったり、だらしなくなったり、というあらわれになります。
もうひとつは、お互いの特徴が重なるあらわれです。
自分がもとから持っている要素に、霊が持つ共通点が重なって「色濃く」なります。
感情的な人は、ますます感情的になり、
内にこもるタイプの人は、ますます内にこもる。
お酒が好きな人が、同じく、お酒が好きな霊に憑依されて、とまらなくなるというのは、わりとイメージしやすいケースだと思います。
数値におきかえてみると、
自分がその要素を「3」もっていて、憑依されることで「2」が加えられて、自分へのあらわれが「5」になるようなことです。
普段の「3」なら許容範囲で問題ないことが、いきなり「5」になれば不調和が出てしまうことも、起こり得ます。
この2つのパターンのどちらか、または組み合わせとなっていることがほとんどです。
私の場合を例にすると、体力が低いので、憑依されるとエネルギーをとられて、「体力」「体調」にあらわれます。疲れやすくなって、発熱したり、呼吸を干渉されて息苦しくなったりします。
ですが、お酒を飲む習慣をもっていないので、憑依されたとしても、お酒を飲みたくなったりはしないですね。というか、お酒が飲みたい霊は、私のところではなく、飲める人のところへいくでしょうね、笑。
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