スピリチュアルに関心がある方なら、自分の霊感をさらに磨いて、もうちょっといろいろなことがわかるようになれば、霊的な事柄を解釈することも深くなって学びが進むだろうと考えることででしょう。
霊感、スピリチュアルなセンスを伸ばすとしたら、どのような考え方と行動をとればいいのか、霊的なしくみをふまえて書いてみたいと思います。
霊感の性質は、生まれた時点で備わっている。
人は「肉体をもっている霊」であるため、すべての人が霊感をもっています。ただし、備わり方には個人差があります。
霊感はすべての人にあることは確かですが、霊感が強い人とそうでない人との差はありますし、見える、聞こえる、体感する、わかる、というようにあらわれ方にも違いがあります。
これは、その人の「たましいの性質」という生まれ持った要素と関連しているので、人生の途中で、得意分野がかわったりはしません。
(自分が気づいていなかったものが、ある時点から、いきなりあらわれることはありますが、その場合でも、途中から加わったのではないです。元からあったものが、その時点から表面化してきたということになります)
まずは、自分の霊感のタイプを把握していくといい。
自分に備わっている霊感の特徴や、どんな条件下であらわれやすいかなど、過去からこれまでを思い返して、あらわれのパターンをつかんでおくと、
伸ばすためのとりくみがしやすいです。
まだよくわからない人は(2)を、ご覧になってみてください。
(1)自分の霊感について、少し把握できているなら
たとえば「自分は、エネルギーを体感するセンスが高いようだ」とか、「必要なアイデアが、人と会話をしているときに降りてくることが多い」というように、
何かしらの自覚があるなら、まずは「それ」をたくさんくり返してください。
得意なところを磨いて伸ばすのが基本です。
エネルギーを体感しやすい条件があるなら、その条件下に身を置きます。そして、体感がでることの特徴などをつかんでいけるならそうします。
会話をしているときに冴えるなら、人と会う機会をもっと増やしていきます。そして、アイデアを実際に行動してみて結果がどうなるかを把握します。
一般的に、自分の得意なことは「自分にとっては普通」なのでわかりにくいものです。同じように、自分の霊感も得意であることほど「自分にとって普通」なのでわかりにくいはずです。
その中で、自覚できることは「備わっている霊感のうちの、かなり強いあらわれ」といえるでしょう。
ここが、磨いて伸ばしていけるポイントです。
得意なところが伸びやすいです。
そして、得意なところが伸びると、他にも作用して、別の要素が一緒に引き上げられていき、これまでよりあらわれが大きくなることもよくあります。
誰にとっても、自分の全容を知るのは難しく、把握できることはごく一部、霊感についても同じです。
その中で、把握できている部分があるなら、まずはそちらを「使うことで鍛えていく」とりくみをしてみましょう。
(2)自分の霊感について、よくわかっていないなら
すべてに対してあてはまることですが、比較をすることは、違いがある、同じである、どちらの側からもそのことの理解を深めます。
霊感も同じで、あれとこれがこのように違っている、あれとこれの間には共通点がある、という要素をみつけていくことで、いろいろわかっていくようになります。
自分の霊感についてよくわからないとすれば、「比較対象がない」ことと、「自分がそれに意識的になっていないこと」の、二つが関連していると考えられるので、
- スピリチュアルな知識をつけること
- 霊感の強い人と関わってみること(可能ならば)
- 自分の経験に意識的になること
この3点を順番にとりくんでみるといいです。
今まで無意識だったところに、意識的になるという「それだけ」でも、わかることが増えていったり、霊感がじわっと底上げされていったりするものです。
少しでも霊感が伸びると、自然に「同じ要素をもつもの同士が引きあう」という波長の法則で、霊感が強い人が周囲にあらわれてくるようになります。
そのため、2つめの「霊感が強い人と関わる機会」がその時点でもちにくければ、とばしてしまっても後から帳尻があうから問題がないですね。
だんだんと、なんとなくこういうことかな?というのがつかめてくると思うので、あとは「(1)自分の霊感について把握しているなら」に書かれているとおり、「そのこと」の回数を増やしてみるといいです。
軸を見つけると、強さが生まれる。
得意なことをくり返していくと、自分の霊感とはこういう方向性なんだな、ということがわかってくるようになります。
軸ができるとブレないので「わかること」の精度が上がりますし、「何がわからないかもわかってくる」ので、その後の動きにも、何をするのが効果的で、何がそうでないのかがわかります。
まとめると。
霊感とは、どのくらいの度合いで備わっているか、どのような方面にあらわやすいかが「生まれた時点でだいたい決まっている」のです。
ただし、備えているものを「どのくらい使っているか」はそれぞれなので、「ある程度、表面化している人」もいれば、「ほとんどが眠ったままの人」もいます。
いずれにしても、霊感を伸ばすための方法としては、
生まれた時点で、霊感の特徴はだいたい決まっているという前提で、
表面化している霊感は、さらに使うことによって「あらわれを洗練させていく」という方法をとります。
まだ表面化していない霊感は、「掘り起こす」ことが必要なので、効果的に掘り起こすために、自分のそれを分析していきましょうということなのです。まずは、確率の高いところを掘っていくことが近道だからです。
コメント
以前に霊感がある方から「絶対に霊感がある」と言われたことがありましたが、見たことがなかったため信じていませんでした。
リーディングではオーラの形状から「直感力はありわかることが多い」と言われましたが、これも自覚がありませんでした。
最近膝を痛め整体に通うようになり、そこの先生が霊感があることがわかりました。
それから気のせいか、ラップ音?のようなバキバキという音がすることが多くなったように感じます。
関連はあるのでしょうか・・・
まこ様
ご質問の意図が、この文章だけではちょっとわかりにくいですね。
>関連はあるのでしょうか・・・
これは、何との関連でしょうか?
コメントに書かれているいくつかの文章と、この記事内の記載が、関連するかという質問でしょうか。
そうであれば、記事内のどこに書かれている内容との関連でしょうか。
それとも、この記事との関連ではなく、ご自身の経験同士の関連ということでしょうか。
そのあたりが、書かれている文章だけでは判断ができませんので、補足をいただければと思います。
わかりにくい質問で申し訳ありませんでした。
最近、ひとりでいる時にバキっというラップ音のような音が聞こえることが増えました。
自覚がないものの自分に霊感があったとして、霊感の強い整体の方にマッサージなどカラダに触れられたり、話したりしたことでさらに霊感が伸びたという可能性はあるのでしょうか・・・
(こちらの記事とは関連なくなりますが)そもそもラップ音というのは霊感とは関係ないのでしょうか・・・
ラップ音と霊感の関連については、
こちらの過去記事に記載がありますので、
参考になれば幸いです。
https://light-blue.net/archives/1183