オーラが大きい人は、存在感があり、言動に伴う影響力も大きいので、相手に刻まれる印象が深いものになりやすいです。
そのため「同じ行動をした相手に、深く印象が残っている」のに、自分からみればそこまでの印象ではないという差がつくられてしまい、
(しかし相手には理由はわかりませんから)ときに「冷たい」「忘れっぽい」と思われてしまうこともあります。
たった一度か二度の関わりでも、相手には大きな印象となるので、
実際のところ、そこまで深く記憶されるほどではない度合いの、たまたま一緒の作業をしたとか、雑談をしたとかの関わりでも、
相手からとても親しく接してもらえたり、いつも関わりをもっているような扱いをしてもらえることはありがたいことで、大きなメリットです。
けれど、その裏表として、自分側からすれば、それほどの印象とならない関わりでも、相手のことを「意識して覚えているように」しなければ、
相手に気詰まりな雰囲気を与えてしまったり、感じ悪くなってしまっても困りますから、オーラが大きい人は、相手の名前や顔を覚えておいたり、やりとりした内容を覚えておいたりする気配りが、結構大変だったりしますね。
自分の存在感や影響力を自覚して、ひとつひとつの言動が、雑にならないように意識しておくことが、よい人間関係のために必要ですね。
大きなものを備えているということは、それに付随する負担も、比例して大きなものになるということですから、ここは引き受けて頑張っていくことが学びなのだと思います。
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