ある事柄について、知っていることが増えるとは、枠の中に該当するパズルのピースを集めていくようなもので、
ピースが増えていくほどに概要がまとまっていくので、そこから解釈されることや理解できることが増えていき、解釈の質も高くなります。
自分について知ることもそうですし、
世の中の情勢についても、
スピリチュアルな知識についてもあてはまります。
知識や経験というピースの、まとまりが理解になる。
枠の中にあるピース(知っていること)が少ないうちは、ぼんやりとしか全体像をつかめません。ピースとピースの繋がりもないので共通点も抜き出せません。むしろ、本来は遠く離れているピース同士を、繋げてとらえてしまうことで、思い込みも生じやすくなります。
ピースの数が増えていくほど、お互いの距離が近くなったり、似ているものがでてきたりして、まとまりがうまれます。単独のピースよりも、繋がったピースのほうが、お互いの比較ができたり共通点を抜き出せたりして、わかることがふえるのです。すき間が少なければ、思い込みもはいりにくくなります。
いろいろなことの繋がりによって、
わかることの「質」が高くなっていくのです。
知識や経験というピースの量は、理解の質をあげる。
たとえば「山田さん」という人物について、ひとつ知っている状態より、3つ知っている状態のほうが、それぞれの繋がりがでてきて、特徴や傾向がわかりますよね。
名前だけ知っている状態よりも、田中さんの友だちで、仕事が同業らしいよ、という3つの情報があるほうが、山田さんの人物像がなんとなくでもイメージできます。
自分についても、社会情勢も、ある特定の事柄についても、
知識として知っていることや、経験から把握していることの量が増えていくほどに、解釈の質は高くなっていきます。
まだピースが十分に集まっていない状態で、よくわからないのは「当たり前」で、これからたくさんのピースが集まっていくうちに「わかるようになっていく」ので、
そのときがくることを楽しみに、
知識や経験というピースを集めていきましょう。
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