使い続けた物にはオーラがうつり、愛着がわきます。

いつも使う道具や持ち物には、自分のオーラが移っていきます。

長く使っている物ほど、オーラがたくさんついていくので、自分になじみやすくて使い心地がよい物となります。

とても大事に使っていても、時間が経てば古くなって、たとえば布が擦り切れてきたり、色褪せがみられたりするけれど、それでも長く使っているものには愛着がわいて、なかなか買い替えたい気持ちにならず、新しい機能的なものよりも、古くて擦り切れたそれを使い続けたくなってしまうことがあります。

それは、物についているオーラが「これは自分の持ち物」という感覚を大きく与えるからでしょうね。

月に座る妖精

自分のオーラがついている「物」には、安心感がある。

人の手には、オーラが集まっているものなので、手で触れる道具や持ち物には、持ち主のオーラが移りやすいです。

そうして、オーラがついてなじんでいき「自分仕様」になったものは、手に馴染んで使いやすい道具となり、そういう道具が周囲にあると、自分のオーラに囲まれている「ホームゲーム」のような安心感を与えてくれることにもなります。

そういうものは、古くなったとしても、簡単には捨てられないし手放せないものです。新しいものに買い替えることで、その作用を減らしてしまうとなれば、抵抗感がでますし、自分のオーラがついていない新しい物には、慣れるまでの違和感もでてきますからね。

もし、自分や家族の持ち物が古くなって、買い替えようとしても、誰かの抵抗があってなかなか買い替えができないケースがあれば、そのまま「捨てずにしばらくとっておく」のがいいでしょう。

使わないけれど、捨てないでそのままにするのです。

使うものは、ちゃんと新しいものを用意して使い、そちらにオーラが移っていくまでの間、古いそれには「お守りがわりに、そこに居てもらう」のがいいと思います。そういう役割を与えて、時間の経過を待ちます。

しばらく使わない状態がつづくと、それ以上にオーラが上書きされず、そして前のオーラが薄れていくので、前ほどの抵抗感ではなくなっていき、感謝とともに手放すことができる時期もいずれくるでしょう。

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