短期間で大きく成長しているときに、起こりがちなこと。

スピリチュアル的にいえば、この世で関わりをもつ「ものごと」「人間関係」などはすべて「同じ要素をもつもの同士が引きあう」という波長の法則が作用しています。

しくみを元に解釈するなら、自分の周囲の人間関係や、置かれている状況などを眺めると、自分自身がそこにあらわれていることになりますね。

ただし、この世には「時間」が存在していて、ものごとが展開していくまでのタイムラグがあるので、周囲にいる人間関係、今起こっている出来事は、リアルタイムの自分と引きあうとは限らず、少し前の自分が反映しているケースもあります。

古代中国の女性イラスト

もしも、今のあなたに関わりがある状況が、スピリチュアルなしくみも理解していて、周囲にあるものごとや、関わりをもつ人々は、自分と何かが引きあったご縁とわかっていても、

どうも何かがしっくりこないような、違和感があまりに大きいならば、それは、自分が「短期間で大きく成長し続けている」ためかもしれませんね。

人生のうちで、何度かそういう時期があるものです。

成長の度合いがあまりに大きいと、引きあうものも変化しつづけていくので、しかし、現実的な出来事が起こるには時間が掛かり、エネルギーレベルでの変化のようなスピードとはいかないため、状況が追いついていかないのです。

自分自身は変化の流れにのっているから、状況がおいついていないことが感覚としてわからず、「自分の脳内イメージではそうなるはずなのになあ」と不安になったり、「自分のイメージは思い込みだったのかな」と落ちこんでしまったりするけれど、

ただ、現実が追いつくまでのタイムラグがでているだけで、何も心配することはなく「今の状況は、少し前の自分が反映している(状況を今経験している)」だけという可能性もあるのです。

そういうときは、過去から今に至るまでを振り返ってみて、自分が進んでいる道、これからの方向性をなどを再度、考えてみることです。

または、他者から助言をいただくのもいいでしょう。こういうときは視野がせまくなりがちなので、他者からの意見がヒントになるでしょう。

そのように、冷静に思考をしたり、相談したりしているうちに、時間が経って、現実が追いついてくるようになり、そして自分はちょっと止まっていることで時間調整がなされて、

そこから先は、いいリズムで動いていけるようになることも多いです。

スピリチュアルなセンスが高い人は、どうしても、思考や意識ばかりが先に先にと進んでしまうので、こういうことが起こりがちです。

当てはまる場合は、冷静に状況を眺めてみましょう。悩むことでも、不安になることでもなく、時間が必要なだけというケースは結構多いです。

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