教える役割は、人生の中盤以降で担うことが多い。

前回の記事のとおり、学びをしたことを「教える役割になる時期」とは、通常は、自分がまずは学ぶ立場で、その次の段階として(成長したのちに)教える役割、伝える役割になっていくという順番ですが、

前世の回数と経験値が多く、下地となるものが十分に備わって生まれてきている人は、人生の比較的初期のうちにこの段階に到達します。

そうなると、早い時期から教える立場となって活躍できそう・・・に思えるけれど、実際にはそうはならず、人生の前半はちょっと苦しい状況になりやすいです。

キノコの上に若い妖精

なぜなら、この世の社会では、年齢順で立場や役割が割り振られることが多いので、若いうちは、できることをいかす場面がまわってこないとか、わかっていることなのに教えられる側にいつまでも置かれて、力を発揮する機会がつくられないからです。

ですが、いくら教えられる実力があるとしても、あまりに年齢が若いと、学ぶ側もしっくりこないとか、素直に聞けないというのがありますから、それも必要なプロセスなのでしょう。

時期を「待つという経験」も、時間というしくみがあるこの世の学びで、いずれ、年齢と立場が揃っていけば、ふさわしい動きがとりやすくなります。

投げやりになることなく、自分を信じて、前に向かっていくことですね。

教えるセンスを高く備えて生まれてきている人は、中盤以降の年齢になってから活躍する人が、結構多いようです。

コメント