自分の思うとおりにいかない「問題」が発生したとき、がっかりしたり、怒りがでてきたりと、否定的な感情が大きく動くものです。
否定的なエネルギーは、肯定的なエネルギーよりもわかりやすく響きます。「否定的な感情の大きな動き」に揺り動かされて、冷静になることができません。
問題が発生したときは、誰もが多少なりともこの状態になると思いますが、長く引きずることなく解決に向かわせていくのが望ましいですよね。
こういう場合「ひとまず感情から意識を離し、解決の方法を考える」という、
文章にすると当然ともいえる考え方を、冷静に行っていくことが大事です。
問題がでてきたら感情が動きます。ですが、問題は感情を排除しないと解決しない・・・ということではないですよね。感情は問題がでてきた「後に」発生しているもので、「感情が問題を引き起こしているのではない」からです。
そのときの心の状態が、がっかり、イライラ、クヨクヨのいずれであっても、それはそれとして、まずは思考を「解決方法探し」に向けていくことなのです。
本来の「自分」があるべき自分の中心を、感情という一時的なものにあけわたさずに、かといって感情を追い出そうとせずに、そのままにして、
解決する方法とは?と、冷静に考えてみることです。
解決すれば、感情はおさまりますからね。
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