カルマの法則とは、シンプルにいえば「自分がしたことが、何らかの結果となって自分に返ってくる」という、ものごとが起こるしくみのことです。
この世で自分が経験するできごとは、カルマの法則により「原因と結果」が結びついてつくられているのです。
このことを理解する際に大事なポイントは、自分がしたことが、したとおりにそのまま返ってくるとは限らないということです。返ってくることは確かだけれど、まったく別の形で、思わぬルートで返ってくることもあるのです。
たとえば、誰かを助けてあげた行いは、望んでいたチャンスが与えられるという形で返ってくることもありますし、田中さんのためにしてあげたことは、まったく無関係の山田さんから返ってくることもあります。
自分のしたことが、自分に、という点のみ規則性として決まっていて、エネルギーが辿るルートはそのときどきで変わります。
中には、人の知覚ではとても辿ることができないような、わらしべ長者レベル?にたくさんのできごとを経由して戻ってくるケースもありますから、
個別の事柄にとらわれず、トータルで受けとめていくことが必要になります。
そうすると「○○にならない」「××が返ってこない」とイライラしたり、がっかりしたりしなくてすみます。別のところから得られて釣り合いはとられていると思えば、心が平和になりますよね。
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