適切な判断をするには、余裕があることが大事です。

目的に向かって動いていこうとするときに、思考にも行動にも、適切な判断をしていくためには「余裕があること」が大事だと思います。

焦っている状態で判断したことには余裕のなさが反映します。

現実的ではない方法にとびついてしまったり、簡単ではないとわかっている選択肢を選んでしまったり、状況を複雑にしてしまうことも多いです。

ろうそくを眺める少女

たとえば、結果を出さなければならない期限が迫っているとか、やるべきことが山ほどあって時間がたりないとか、焦りがあると視野が狭くなります。

全体を冷静にみわたすことができなければ、何を優先すべきなのか、どの選択肢を選ぶことが成果につながりそうかという現実的な判断をすることが難しくなります。

追われている状況をなんとかしなければというそのことばかり意識が向かうので、現実的に可能であるかは未知数でも「一気に成果がでて解決しそうな方法」を、勢いで選んでしまうことも多くなります。

それではうまくいく可能性は低く、余裕のなさが増幅してしまうだけとなります。

 

一方、まだ十分に期限に余裕があり、思考や行動が「寄り道」したり「脇道」にそれたりしても問題がない状況ならば、選ぶことができる方法の幅はかなり広がります。

うまくいくかわからないけれど、ちょっとやってみようか。やってみて無理そうだったら方向転換をすればいい。というように、うまくいきそうなものを試しながらつかんでいくことができるからです。

長さの違う白いろうそくが4本

では、余裕をつくりだすにはどうしたらいいかというと、

普段から、そういう意識で生活のサイクルをつくっていくことなのです。

余裕がなくなってから、なんとかしようとしても難しいです。時間がないのに、時間を生み出すための工夫はとりようがないからです。

そうなる前に普段から、余裕をつくりだしていけるように「思考の仕方」「行動の仕方」を整えていくことです。

時間つぶしのような思考を減らし、やるべきことは先延ばしにせずにできるときにやっておき、未来の自分を忙しくさせないようにしましょう。

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