多すぎる情報も、選択や判断を難しくしてしまう。

今の時代は、いとも簡単に情報が手に入ります。関心が引かれることがあったら、ほんの少しの時間と労力で、おどろくほどたくさんの情報を集めることができてしまいます。

やりたいことが明確になっているときなら、必要な情報を得やすい状況は役立つのでありがたいけれど、何をするかを見つけようとしているときは「お手軽に情報が集まりすぎてしまう」ことが逆に作用して、何を選んだらいいかがわからなくなることがあります。

ひと昔前なら情報集めに苦心するところ、今の時代は、多すぎる情報の中からいかにして不必要なものを省くかという逆の考え方をしないと、選択や判断ができなくなるケースもでてきます。

何をしたらいいのかわらない、したいことはあるがどうやって進めていいのかわからないという人は、「情報が多すぎる」「選択肢が増えすぎている」ことが原因という可能性もあります。優先すべきポイントを見つけて、その他を大胆に省くくらいの落差をつけてとらえてみると、行動のきっかけがきっとみえてくるでしょう。