ご相談の内容として、たとえば転職、副業、仕事以外のライフワークとなる活動で「自分は何をするのが向いているか?」「何をすれば力をいかすことができるか?」という質問をいただくことがあります。
お聞きになりたいことの主旨はわかるのですが、ひと昔前と違って今は「向いている選択肢を見つけるだけではうまくいかせることが難しい」のです。もちろん向いていることがうまくいく確率が高いですが、同時に「そのことをどのようにやっていくか」という方向性や手段を考えることも必要です。
何をするかという点のみ考えるのでは、うまくいかないこともあるので(>_<)
以下のとおり、現実的な行動計画もあわせて考えましょう。
ほんの5年、10年前までは「自分の性質に合っていること」「得意でうまくできること」を選んでいけば、ある程度の結果を出せたと思います。得意なことにはかなりのアドバンテージがあり、成果を作りやすかったからです。
けれど今の時代は、便利な道具や手段がいろいろあるので、それらを駆使していけば「得意なことではなくても、結果が出しやすい」状況になりました。
情報を集めることが上手な人や、インターネット関係のスキルが高い人が、全般的に結果を出しやすかったりして、元々の性質の「向き・不向き」だけでは判断がつきにくくなっています。
もちろん向いていることを選ぶほうが、そうでない場合より格段にうまくいきやすいのですが、今はそれだけでは大きな優位性にならない時代で「向いていることを選んで、それをどのようにやっていくか」までを考えて行動をしていける人が、成果を出しやすい人といえるでしょうね。
私もこの手のご相談をいただくときには、「どのように」という「行動計画のつくり方」までをあわせてお伝えするようにしています。
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