自分が一番大きな力を出せるのは「慣れていること」で、一番大きく成長できるのは「新しい経験をすること」です。この二つがバランスよく存在していたら、自分らしい力をだしながら成長できるという、とても望ましい状態です。
やり慣れていることほど、毎回の判断をしなくてすみます。だいたいの流れの中で行動をしていけますし、想定外が少なければ緊張も少ないので力を出しやすいです。
しかし慣れていくほど、無駄な力の掛け方をしないですから(だから必要なところに力を集められる)決まった思考の仕方、決まった動き方になり、他のところが使われないままになります。
人ができることは幅広く大きな可能性があるのに、それだと「鍛えられないまま」「気づかないまま」なので、新しい経験をしていくことも大事です。
タイミングとしては、慣れて上手にできるようになり「ちょっと飽きてきた」頃が、新しいことを加えていくのにふさわしい時期だと思います。新しいことに入れ替える……のではなく、前のは保ったまま新しいことを加えるようにします。
なぜなら、安定した成果が出せるようになるのは、自分的には「新鮮味がなくなって飽きてくる」くらいになってからなので、せっかく積み上げたものを手放してしまうのはもったいないです。
慣れたものがあることの安定は、余裕を与えてくれます。
余裕がある状態で、新しいことを加えていき
自分にとって一番いいバランスをつくっていくのがいいですよね。
コメント