下の子に、上の子が意地悪をするときには。

下の子が生まれることで、上の子が、今まで自分に向いていた関心や愛情を横取りされてしまったように感じて、不機嫌になって手がつけられなくなったり、下の子に意地悪をしたりすることがあったら、

「その子が、赤ちゃんだった頃の思い出話」をしてみると効果があるかもしれません。

あなたにもこんなふうに小さい頃があって、こんなことがあって・・・、あんなこともあって・・・・、とてもかわいくて、お母さんは大変だったけれど幸せだった、と。今、こうして赤ちゃん(下の子)の世話をしながら、その頃のことをよく思い出すんだよ、というように。

大人も子供も、親との関係がうまくいっている人もそうでない人も皆、「子供の頃に、親に愛情を示されたときの思い出」って、いつまでも大事に心の中に持っているものではないでしょうか。

大人ですらそのような部分はあるわけですから、まだ時間が経ってまもない小さい子供にとっては、親が自分の(さらに)小さい頃の思い出を、「楽しかった、幸せだった」という言葉とともに語ってくれたら、愛を感じて心が満たされていくと思います。

満たされているときには、他人に意地悪な気持ちには、わきにくいものです。

そのような話をして上げると、お子さん自身の不満も解消され、下の子の世話をしながらお母さん自身も、上の子のことを実際に思い出す機会にもなり、心と心の繋がを見つめ直すことができますね。

そうするとお子さんの態度が、少しずつ変わっていくケースが多いようです。

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