前世の職業と、今世の職業に、共通点は見られるのか?

今年はこれまでに比べて、お仕事に関する相談がとても増えました。コロナの影響で仕事スタイルが変化したり、今後を見据えて備えておこうと考える方が多くなったりしたのかな、と思います。

お仕事の相談を受ける中で、ときどきでてくる「前世の職業と、今世の職業には共通点があることは多いのか?」という質問について、今回はとりあげてみたいと思います。

古代中国の女性

質問の意味を具体的にすると、たとえば「前世で医者」だった人がいるとして、「今世でも医者だったり、看護師だったり医療関係の仕事に就いている」等の共通点は見られるものなのか?ということですよね。

答えとしては「そういうケースもある」が「そうでないケースもある」となります。答えになっているかはビミョウな気もしますが笑、実際のところどちらもありで、

近年は、後者のケースが増えている気がしています。

私がこの仕事を始めた10年前なら、前世の職業とつながりが見られるケースも結構ありましたが、ここ数年は、そうではないケースも多い気がしています。

私自身も、最近はあまり前世リーディングに力をいれなくなったので、仕事の相談をいただく中で前世を感じたケースからのだいたいの感覚になりますが。

私的には、こういう理由かなと思っています。

前世の時代の「職業」とは、今でいう「専門職」が多かったと思います。「○○師」「○○家」「○○職」という名称で説明できるものや、または、貴族、武士などのような「身分」をあらわすものなど。

しかし現代の職業はとても幅広く、昔の時代には存在していない新しいものもたくさんあります。また「ひと言ではあらわせない」「広範囲のあれもこれもが業務に含まれる」仕事も多いです。

お仕事のご相談から派生して、前世の職業について上記のような疑問を持つ方というのは、たぶん「前世の職業を知ることで、今世の職業選択にいかせないか」というお考えだと思うのですが、

これだけ「存在する仕事の種類」が変わってしまうと、

多少の共通点はみられることがあるとしても、前世からたどって今世の職業選択をするほどの共通点を見出すのは……難しいと思います。

前世の職業を通した人生経験が、広い意味で、今世での人生経験につながっていくという共通点は何かしら「ある」でしょうから、前世を知っている人は、そういう方向からのとらえ方やいかし方がいいでしょう。

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