何もしないまま時間だけが過ぎるのは、もったいない。

誰もが「失敗はしたくない」と考えます。精神的にも物質的にもダメージを受けたくないですからね。それでなかなか行動ができません。

一般的に失敗とは「行動した結果が思うようにいかなかった」状態をイメージすることが多いですが、私は「何もしないまま時間だけが過ぎる」のも、十分に（？）失敗だと思うのです。むしろこちらのダメージがより大きい気がします。

行動しても結果がついてこなかったという失敗は、経験を次につなげていけます。その方法ではうまくいかないとわかったので、別の方法をとっていけば正解に近づきますよね。また、行動から学びとった知恵が自分に刻まれます。

そう考えると、こちらはそれほど恐れるものではなく、

むしろ積極的に経験をしていくべきことのように思います。

一方、何もしないまま時間が過ぎていくのは、先につながるものが生まれず、経験値も知恵も増えることなく、過ぎた時間は取り戻せません。という考え方をしてみると、実はこちらもダメージは大きいですよね。

先にも書いたとおり、変な表現ですけれど、

こちらも十分（？）に失敗にカウントされる事柄だと思うのです。

人生の「時間」という価値あるものを、ただ削ってしまうのはもったいないです。有意義に使えるように、普段からこのことをしっかり考えたいものですね。