行動できないのは、行動の「方法がわからない」から。

リーディングセッションで、いろいろな事柄に対して「行動ができない」というご相談をいただくことがよくあります。

お客様的には、勇気がない、恐れが大きい、やる気が持ち上がらないという「気分」「感情」が原因だと思っています。それを取り除いて行動できるようにするには?というのが、ご相談内容です。

しかしこれまでの経験上、感情が原因で行動できないケースは少なく、

方法がわからないから行動できないケースが大部分です。

これはどういうことかというと、お客様自身に「やりたいことの行動の仕方がわからないので困っている」自覚がないのです(>_<)。「自分は勇気がないから行動ができない」と思い込んでいて、不安を払拭して勇気を出す方法をみつけようとしているんですね。それで前述のような相談になるわけです。

しかし実際は感情はそんなに関係がないので、ここで必要なのは、どうやって推し進めていけばいいかという「方法を知ること」です。

それで結構あっさり、行動できるようになります。

たとえば、まずはホームセンターにいってあれとこれを用意して、こういう構図の写真をとって、次に友人に連絡をとって……というような、やりたいことへつながる「アクションプラン」を立てることができれば、

勇気がでないままでも、恐れが手放せないままでも、行動をスタートできるんですよね。なぜなら初期のうちの行動は準備的なものが多く、たいした負荷は掛からないはずだからです。気合がいるのはもっと進んだ先のことではないでしょうか。

具体的に何から準備して、まずはあれをやって、これをやってというTODOリスト的なものが作成できれば次に進めます。

なのでこの手の相談に対してセッションで行うこととは、気持ちに向き合う方法を教えるのではなく、ひたすら具体的な方法を提案したり、情報を提供したりして、アクションプランをつくっていくことのサポートになります。

ちょっと視点を変えてみると、あれ?自分は何を悩んでいたのだろう?と切り替わって、結構楽しい感じで、やりたいことに一歩を踏み出していけるようになります。

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