霊感が強い人とは、霊的なエネルギーに感化する度合が「上から下まで幅広い」ということです。霊感が前より強くなるということは、感覚する幅が「さらに上下に広がる」とういことです。
波長が上の影響だけ広がるならいいのですが、残念ながらそう都合よくはいかず……、上下のどちらにも感化する範囲が広くなります。
いろんなわかることが増える分、いろんな引き受けたくない方面にもわかることが増えたり、影響を受けやすくなったりするので、普段から自分のコンディションを保っていき下のほうのエネルギーと引きあわないようにすることが大事です。
上下の幅とは「感化する可能性の幅」なので、そのうちのどこの領域と引き合うかは「その時点でのコンディション」で決まります。同じものが引きあうしくみがあるので、自分を高く保っていれば、下のほうと引きあうことはなくなるからです。
霊感が強くなるほど、自分のコンディションキープという「仕事」がひとつ増えるようなものですが、ここを意識してとりくんでいくことで自分自身も強くなり、不要な影響は受けにくくなり、望ましい方向に引きあうことで得られるものも増えます。
霊感が強い人がいいコンディションでいられたら、ひらめきも、アイデアを練ることも、それらにもとづく言動も、すべてが冴えわたります。現実的な知識や経験によるスキルにそっと重なるように、別の領域の力がプラスされていくからです。
コメント
いつもブログでお勉強させていただいております。リーディングもありがとうございます。
霊感の強度はきっとさほどではないのですが、上下の幅の大きさが以前は悩みでした。
今は、下に引っ張られて抜け出せなかった自分を振り返っています。
下からの影響を気にしすぎて、どこか振りきれませんでした。上と引き合うことも自分でダメ出ししていた、としか思えません。
一寸先はいつも、協力者もみつけられず、闇でした。
コンディションのキープは
いつも自分らしくいられるところ、ステップアップできるところを上として、上の状態を最大限キープする、
下と引き合いそうになったら、すぐに抜けだすように、行動や言動、思考とかオーラを上げる工夫をする、などの心がけで大丈夫でしょうか。
教えていただけましたら幸いです。
まー様
この記事は「霊感が強くなることを前提とした、コンディションの維持」について書いたものです。なので「霊的なエネルギーの影響の受けやすさ」という観点からまとめた内容になっています。
いただいたご質問は、そういうこととは別の「一般的な影響のされやすさ」に対するコンディションキープという意味でよろしいでしょうか。その場合は、対処法を考えるより先に「何に影響されやすいのか」「どうして影響されやすくなっているのか」という、根本を見つめてみて、それにみあった対処法を探していくのが効果的だと思います。
リカコさま
ご指摘いただいた通り、一般的なほうで考えておりました。
霊感の方では、意識的にコンディションの整え方をする時、上のよい影響を与える方かそうでない下の方かを、しっかり認識できることも大事なのかなと思いました。
自分の状態がよろしくないと、自然と下の方が居心地がよくなってしまうこともあるのかな、と。
霊感一般的なこと両面で、よい状態をキープできるようになりたいです。
一般的なほうと、霊的なほうでは、考え方が逆になります。
霊的なほうは、形を持たないエネルギーが対象なので、エネルギー自体がとらえにくいうえに、自分が影響されているかどうかも把握しにくいですよね。だからこそ、霊的なエネルギーに意識を向けるのではなく、「自分自身(のコンディション)」をキープするとりくみをして、そもそもの影響を減らそうという考え方です。
霊的なことは、しくみの理解はできても、実際の影響を認識するというのは……かなり難しいと思いますよ。影響を受けるとは、自分がそれと引き合って同調している状態ですから、同調しているものに違和感を認識できるか、ということになってきますので。