文章がうまく書けないときは、インプットがたりていない可能性がある

文章を書いたり、作品をつくったり、表現活動をしている人から「なぜか最近は以前のようにうまくいかなくなってしまい理由を知りたい」というご相談をいただくことがあります。

この理由とは、タイトルのとおりで、インプットがたりていない(ためにアウトプットがうまくいっていない)ケースが多いのです。

本から飛び出す妖精

経験や情報として自分にインプットをしたことは、そのまま同じだけアウトプットはされません。いらないところを省いたり、重要なところだけ抜き出したり、要素をまとめたりするので嵩はかなり減ります。

経験上、インプットしたうちの2~3割くらいしか、アウトプットに結びつかないんじゃないかと思います。ということはかなりの量のインプットがないと納得のいく質に仕上がりません。

私自身の経験でいえば、セッションやメール回答のリーディングをたくさんしているときは、ブログを書くことができません。リーディング作業に時間がとられることで、執筆作業の時間がないという事情もありますが、それ以上に「インプットする時間がないから」というのが大きいです。

なにしろインプットを10やって、2~3のアウトプットです。本も読めない、ニュースも見ない、情報をインプットする機会がない状態が続いてしまうと、いくら普段から書き慣れていても、1記事分のアウトプットができません。

いろいろ書いたり作ったりしたいのに、うまくいかない状況にある方は、こうした観点からご自分を振り返ってみるといいでしょう。十分なインプットがなされていくと、自然にスイッチがきりかわるようにアウトプットの方向にエネルギーが流れ出します。

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