人生のうちで、どんな経験ができるかは「どんな人と出会うか」により決まってきます。似たような人とばかり集まることなく、いろいろなタイプの人と積極的に関わりをもっていくと、その人たちを通して豊かな経験ができると思います。
自分ひとりで見つけられる情報の幅は狭いです。人と関わりをもつとしても、自分と似たタイプの人ばかりになると、関心の対象も行動範囲もそれほど変わらない気がします。意識的に、違うタイプの人と関わりをもったり、その人のようすを参考にしたりすれば得られる情報は幅広い範囲になりますよね。
ちょっと話はかわりますが。私は美容室で出してくださる雑誌を眺めるのが好きです。自分では買うことがない週刊誌、月刊誌、ローカル誌がたくさんあり、それぞれの違いが面白いです。その雑誌を読んで知った便利グッズなどを、美容室の帰りに買ったことも何度もあります。
人と関わりから得られる刺激は、普段は手にしない雑誌から情報を得ることに似ている気がします。そうした色鮮やかな刺激を、人が与えてくれると思うのです。
自分とは違う目線で集められた情報にふれて、一緒に行動することから得られる学びと同じだけのものに自分ひとりの力でたどり着くのは難しいですよね。
過去を思い出してみても、「あの人と知り合ったことが、あの経験になったんだなー」とすぐに思い出せることがたくさんあります。そのどれもが貴重なものだったなあと。
今はまだコロナが世の中から去ってくれず、人との関わりも自由にはいかないけれど、可能な範囲で行動していくようにしたいですね。
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