姿勢がよいと、エネルギーのめぐりが良くなる。

姿勢がよい状態は、全体のエネルギーがめぐりやすくなります。

肉体的な体力面も、霊的・内的なエネルギーも、スムーズな流れとなって、コンディションをあげることになります。

私たち人間は、肉体でもあり、霊でもあります。

この二つの要素の動きは、連動しています。肉体の動きは、見えない領域にも影響しますし、霊的なエネルギーレベルの要素は、肉体面にも作用します。

そうしたエネルギーの繋がりをもっているのが、私たちです。

肉体面での、背骨や関節のような構造が複雑なところは、歪みなどがおきやすいですよね。そちらが歪むと、連動して、霊的なエネルギーの流れもスムーズでなくなることが多いです。

歪みがある位置に、本来なら留まるものではないエネルギーが、ひっかかってしまうようなイメージですね。

こうした「めぐっているエネルギー」は、本来は何らかの動きを伴っていて、一箇所に留まる性質はないものなのですが、エネルギーそのものの質が下がっていたり、自分自身のコンディションが下がっていたりすると、動きの勢いが鈍くなります。

そして、姿勢が悪くなって歪みがあると、「通る場所の幅自体が狭い」「スムーズな通り道が作られていない」こととなり、流れにくさに繋がりますね。ところどころで停滞しやすくなります。

エネルギーは、適度に活性されている状態が望ましいので、勢いが鈍くなってしまうと、何らかの不調和が出やすいといえるでしょう。たとえば、やる気が出ないとか、持続しないとか、直ぐに疲れてしまう、等です。

動きが鈍くなったエネルギーが関節に留まりやすい理由は、それだけ関節の構造が複雑だから、だと思います。

どんなことでも、シンプルなものと比較すると、複雑なもののほうが、整えるための手間や労力が掛かり、ちょっとした刺激でずれたり歪んだりしやすいのと同じですね。

エネルギーは、骨にそって動いているわけではないけれども、私たち人間の性質上、肉体的な「動作・行動」をする事は不可欠で、そのためにたくさんのエネルギーを消費するので、ある程度、そうした肉体の機能とエネルギーの動きは連動していくのだと思われます。

何らかのボディーケアなどで、関節に近い筋肉を伸ばしたり動かしたりしていくと、そこに留まって流れをとめていたエネルギーが、しゅっと吹き出す?様子が、体感としてわかったり、透視的に見えたりすることがあります。

体感が強い人は、そうした施術をうけた際に、自分から抜けていった感覚がわかるというケースもあるでしょう。

または、人の体を整えたり触れたりする仕事についている方も、感覚として、上記のようなことが分かったり、納得できたりする部分があるのではないでしょうか。

背骨は、人の体を支える軸ですから、エネルギーの通り道としても重要なところです。いろんな神経もたくさん走っていますし。

しかし、小さい骨が連続している構造でとても複雑ですから、歪みやすい場所でもあるのです。

特に、現代人の生活習慣は、前屈みの猫背気味になりやすいので、心身ともに、よいコンディションを保つために、普段の生活習慣を含めて、姿勢というものにも意識を向けていくといいでしょう。

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