どのようにすれば可能になるか?という方向から考える

新しい何かをしてみたいとか、こういうことをやったらどうかな、という思いがあるときは「どのようにすればそれが可能になるか」という方向からまずは考えていくのがいいと思います。できるかどうか、ではなく。やってみる前提でその方法を考えます。

なぜなら、できるかどうかを先に考え出すと、だいたいは「やらない」方向に思考が落ち着いてしまうからです。方法を検討するより前に思考がそこでおわってしまえば、できるものも(検討も行動もしなければ当然)できません。

できるかどうかを先に考えてしまうと、うまくいかない理由は以下のとおりです。

ひかりの中にいる少女

できるかどうかは、そう簡単に答えはでませんから繰り返し考えることになります。すると思考は前には進まず両方をいったりきたりして、「労力」「時間」「意識」というエネルギーをロスします。

そうして思考を繰り返してエネルギーがどんどん減っていくと、「やらない」結論にまとまっていきます。エネルギーが少ない状態で、やってみようという意慾はわいてきませんからね。

つまり思考の繰り返しに疲れて、やらないという判断になることもあるのです。しかし自分では気づかず「熟慮の結果やらないことにした」とか思ってしまうんですね。こうして可能性を狭くしている部分は、みんなにあると思います。

私自身も過去をふりかえると、そうしてやらないままにしてきたことが山のようにありまして。もう一度そこに意識を戻して、可能性を掘り起こそうとしている最中です。変に複雑な思考をしてエネルギーをロスしていたんだなあと(>_<)。

やらない、できないと思ってきたことにも、改めて「どうやったらそれが可能になるかを考える」ことを行うと、意外なところから可能性の種が見つかります。過去については再度の思考をしてみるのがいいでしょう。

そしてこれから新しいことを検討するときには、遠回りでエネルギーをロスする思考パターンにはまりこまずに、前進できる思考パターンを当てはめて判断をするようにしてください。私も今後はそうしていくことにします。

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