夏になると増えるご相談のひとつに、夜中に目が覚めて「部屋の中に霊がいる気配がする」というものがあります。これは気温が高いために眠りが浅くなり、途中で目が覚めてしまうことで霊現象に気づいてしまったと思われます。
もしも目が覚めずにそのまま眠っていたら‥‥‥、(たとえそのまま部屋に霊が居続けたとしても)朝や昼間ではそのことに気づかないかもしれません。夜中で睡眠中だったという条件があるから気づいた可能性が高いです。
部屋に霊がいるというのは、実はそれほどレアな現象ではなく、たぶん普段からそういうことは起こっているのです。目が覚めたことで、誰かがいる気配を感じたという順番であって、霊が来たことで目が覚めたのではないと思います。
睡眠というのはとてもスピリチュアルな行為で、眠っている間の意識はこの世の物質次元からはなれて、霊的な次元に近くなっていきます。深い眠りに入っているときほど意識は霊的な次元に寄っていて、私たちの霊感は高くなっています。
深い眠りに入っているときは、霊的な次元に寄っているため(この世の)寝室に霊がいることを認識したりはしませんが、眠りが浅くなっているときや、目覚めた直後は、
霊的な感度が高いまま、意識はこの世に半分くらい戻っているので、
霊を見たり、霊的な現象に気づいたりしやすいのです。
普段から起こっていることに、普段は気づかず、気づきやすい条件が揃ったから気づいたと思うので、霊がいる感じがしてもあまり気にしなくていいでしょう。そのままでも問題ないと思います。
ですが気づいてしまうと気になる!という方は、「窓を開けて外の空気を入れること」が効果的です。短時間でいいです。開けてすぐに閉めるくらいの、ほんの数十秒でも、部屋の空気が切り替わります。
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