スピリチュアルな現象とされているもののひとつに、オーブと呼ばれる白っぽい光の玉が、写真に映り込んでくる現象があります。
セッションでも1年に1回くらい聞かれますが、……正直、私自身もオーブとは何なのか?何が映り込んでそうなるのか?よくわかっていません。
霊的なエネルギーは電気となじみやすく、中でもカメラはそれらと波長があいやすいようで、スピリチュアルな意味を持つ写真が撮られることはよくあります。そのバリエーションとして、オーブという形で何かが写り込むことは「あり得る」とは思っているんですが。
私がオーブについて詳しい考察ができないのは、2つ理由があると思っています。
ひとつは過去の文献などがないことです。写真にうつりこむ現象なので、比較的最近のものでしょうから有名な霊訓などで見聞きした情報をもっていません。
もうひとつは「私自身がこの現象をほとんど体験していない」ためです。これまでの人生を思い返してみて、自分がとった写真にオーブ的なものが写ったことがまったく思い出せません。ゼロかもしれません。私はオーブとはあまり引き合わないタイプなのでしょうか…。
本来、スピリチュアルな現象を自分が体験していなくても「しくみとしてわかる」こともふくめての霊感なので、そこが問題にはならないんですけどね。皆さんもスピリチュアルな記載を読んだとき、自分が同じ体験をしていなくても「そういう現象があり得ることはなんかわかる」という感覚があると思います。そこは私も同じで、霊聴の聞こえ方は「だいたいわかる」し、自分とは違うとらえ方のオーラ透視でも「こういう感じだろうな」と推察がつきます。
でも、オーブについては推察がまったく…(>_<)。
これは自分自身の体験数があまりに少なすぎて、似たような体験に寄せた理解ができないためかもしれません。
そういえばオーブに関しての不思議エピソードがひとつあります。
もう10年以上も前になりますが、私が先生についてスピリチュアリズムを学んでいた頃の話です。普段はオンラインで学んでいたのですが、全国から受講生が集まってワークをやる機会がありました。
そのときオーブが話題になったんですね。で、受講生の誰かが、Fさんに「オーブって…あれは何なの?」と聞いたのです。Fさんとは、過去記事でもよく話題にしている、同じ時期に学んでいたすごい霊聴力をもっている方です。私はその輪に入っていなかったけれど、振り返って話を聞こうと思った気がします。そしたら、Fさんがオーブに関する考察か答えかを話した箇所だけ、頭の中でハレーションのようなハウリングのような感じになり…、ぼやけて聞き取れませんでした。
その部分だけ聞こえなかったことに、意味があるのか?たまたまなのか?わかりませんが…、何となく「要らないってことかも」的に解釈して、特に聞き返したりもせずにそのままになりました。
話しは戻りますが、現時点での私の理解としては、
ラップ音のすべてが霊的な現象ではないように(気圧などのきしみもある)、オーブのすべてが霊的な現象ではないでしょうね、空気中の水分などをフラッシュがとらえてしまうことはあるそうですから。それはどんな現象にも言えるので「オーブの中には何かしらの霊的な意味をもつものもあるとは思う」のですが…、このくらいのぼんやりとした理解にとどまっています。
たぶん今後もオーブについては、それほど理解が深まらなそう…な気がしています。私はどうもオーブとは縁が薄い気がするんですよね。こういうのは相性がありますからねぇ。
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