私たちが人生の中で経験することはあまりに膨大なので、そのひとつひとつに意識的になることはできず、印象的な事柄のいくつかは記憶に残り、そうでない大部分は時間とともになんとなく流れていきますよね。
しかし人生のある時点から過去をふりかえると……、
そうして流れていった過去の「あれ」と、今の自分が手にしている「これ」がつながっていることがわかったり、あの過去がなかったら、今の自分には至っていないんだなあと気づいたりすることが結構あるものです。
まるで推理小説のように、無意識のうちに伏線がはられていて、
伏線を回収する動きも無意識にとっていて、
何らかの結果がつくられてからやっと自分が気づくことになる…というのは、人生の中盤以降でよくある気づきのパターンです。
伏線の回収までに何年もかかるものもあるけれど、後からちゃんと意味をもってきて回収できた実感を得られると、自分への信頼感が大きくなりますよね。こういう気づきの機会を大事にしたいものです。
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