人はそれぞれ独自の存在ですから、似たような経験を重ねてきた、似たような立場の人同士でも、考え方や価値観は揃わないのが普通です。
自分を含めた複数の人がいて、意見を述べるシチュエーションになったときに、同じ意見にまとまることを期待しないくらいがちょうどいいでしょう。
経験が似ているから、立場が似ているから、きっと相手は自分をわかってくれるだろう、自分は相手のことをわかってあげられているだろうと、つい思ってしまうものですが、実際のところはそうならない可能性のほうが高いです。
生まれ持った、たましいの性質はそれぞれ違い、
大事にしたいことの優先度もいろいろですから。
前もってそう思っておけば、意見が一致した場合には、ありがたさを感じられ、そうでなかった場合の落胆もありません。ストレスが少なくなります。
何が正しい意見なのか。それは状況によって変わるものであり、固定されてはいないですから、いろいろな意見があることで、その時々にふさわしいフレキシブルな判断をとりやすくなるというメリットもありますし。
いいことも意外と多いですよ。
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