地域のオーラは、どのようにリーディングしているか

この世のすべてのものは、固有のエネルギーをもっています。人にはオーラがあり、動物や植物などにも生命力がのったオーラがあります。

電化製品や洋服などには生命力はありませんが、それ自体の性質をしめす情報エネルギー的なものはあります。それをモノのオーラといったりします。

いずれにしてもこれらはすべて形があります。手でふれられるし、はっきり見ることができる形状や大きさがありますよね。

しかし地域には、きまった形がありません。

形がないものの固有エネルギーをリーディングするときは、どんなしくみで把握できるのかを書いておきます。ときどき聞かれるので。

ひとつ前の記事のつづきです。

たとえば「元町のオーラ」といっても、元町という形はないし、手でふれることはできません。元町の街並みを見ることはできますが、客観的な元町の形状というものはありませんよね。

こういう場合に、私たちが見ているのは、

概念空間のオーラです。

元町という空間を、疑似的にとらえてエネルギーを読みとります。

たとえば、イチゴには形があります。赤くて一粒ごとの果物がイチゴです。手でふれられるし、形の輪郭もはっきりと見ることができます。

これが果物という言葉になると、イチゴもミカンもふくまれれる果実全般なので、果物には形がありませんよね。色も形もさまざまなグループをあらわす言葉です。

地域のオーラとは、こうした「ある意味付けでグループ化した」「ひとかたまり」をとらえるときのように、(そこの土地や生活のようすや人などあらゆる事柄がふくまれる)全体的なエネルギーとして把握していきます。

そうした前提でのとらえ方で、

それぞれの空間がもつ特徴をリーディングできるのです。

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