未経験者から、経験者になるというプロセス。

やってみたい気持ちがあるけれど動き出せないときには、心の中に「動きを押しとどめる何か」があることになります。

うまくできるかが心配だったり、自分がその行動をとることが他人の目にどう映るかが不安だったり。または、せっかく動いても、結果が伴わずに無駄になるのではないかという怖れがあったりして、なかなか、スムーズに動けないことがあります。

そういうときの「心の整理の仕方」として。

やりたいことを、まずやってみる、動いてみるという目的は、「未経験者が経験者になっていくための、必要なプロセス」という位置付けでとらえてみるといいでしょう。

うまくできるか心配だから動き出せないというのは、逆にいえば、「うまくできると確定しているなら、動き出せる」ということです。

同様に、周囲からどう見られるかが気になるから動き出せないのは、「周囲からの評価や印象が、好意的なものとなるなら動き出せる」ということです。

つまりは、「いきなり、うまくいくならOK」「最初から、うまくいかせたい」という気持ちでもあるんですよね。。。

よほどの器用な人でない限り、最初からうまくいくというケースはまれで、一般的には、経験を重ねていくことで、だんだんとうまく「なっていく」というプロセスが必要です。

「未経験者」が「経験者」になって、そこから「熟練者」になったり「成功者」になったりするのだと思います。

いきなり、未経験者から、最初の一回で、熟練者や成功者になることは難しいですよね。

どんな人にも、ほとんどのケースで、最初の数回という初期の経験は不安定なものです。なかなか、いい結果がでないのも「そういうもの」です。

まずは、動き出すことで、「未経験者から、経験者になる」というステップをふんで、成すことの「質」を考えていくのは、その後のことだというふうに、わけてとらえてみると、スタートすることへの抵抗感は少し薄れていくのではないでしょうか。

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