近い未来は（ある程度は）決まっている？

未来はどの時点からでも「これからつくられていくもの」であり、前もってすべてが決まっていることはありません。それゆえ完全な未来予知は不可能です。

あれをしたり、これをしなかったり……、そうした行いのエネルギーが「カルマの法則」「波長の法則」により何らかの結果をつくります。

人生を生きることはそれらが増えていくことで、未来の脚本は常に変化しつづけることになります。

そうはいっても、瞬間ごとにゼロから未来がつくられるのではありません。過去の行いによるエネルギーの蓄積はすでにあるからです。それらが反映した「未来がつくられつつある状態」もまた常に存在しつづけるからです。

未来予知というのは、その部分を読みとります。

先日のHMさんのセッションで、面白い話をお聞きしました。相談内容が「ご自身のスピリチュアル能力について」だったのですが、懸賞に応募するときに「これは当選する」というのがわかるそうです。

これは自分に起こる「未来がわかる」力です。……懸賞に限定されているのが面白いですよね。でも応募は当たるかどうかが楽しいと思うので、前もって当たるとわかるのは便利なのか？楽しみが減ってしまうのか？？　微妙ではありますが笑

懸賞に応募する段階では、まだ〆切も来ていないし、抽選作業も行われていないし、こうしたいくつもの工程が残っている状態です。それが前もって「わかる」なら、近い未来のことがある程度「決まっている」ことが示されていますよね。