セッションで聞かれたので、こちらにも書いておきます。ペンジュラムとは「振り子」のこと。ダウジングの道具で、重りとそれをつるすひも状のものでつくられています。
質問に対して振り子が動くとか動かないとか、右回りになるとか左回りになるとかで「はい」「いいえ」の答えを導きだす道具です。
スピリチュアルな能力との相性としては、
- 霊的な体感覚がすぐれている人
- 手のまわりにエネルギーが集まっている人
が、ペンジュラムをうごかすのがうまいと思います。
スピリチュアルなセッションや占いなどで、この手の道具をつかってリーディングをする人も結構いますよね。
スピリチュアルなエネルギーという「微細な振動」をうけとり、エネルギーを増幅して道具へ伝えることでペンジュラムがうごきます。
エネルギーの微細な振動をとらえて → 増幅して手から伝えることができる人が → ペンジュラムをうまく扱える人 になります。
霊的な体感がつよい人は、ほかの人には感じられないくらいの振動を増幅してビリビリ&チリチリと感じているので、増幅が得意だと言い換えてもいいでしょう。
この増幅力でペンジュラムもうごかしやすいのです。
うごかす、、、というと自分の意図が入っているような…と疑問がわく人もいるかもしれませんが、無意識であっても「ペンジュラムを手にしている本人のエネルギーで動かす」のだと思います。そうでないなら手にもつ意味がないので。支柱に紐を固定するのではなく、手で支持することにも意味があるのだと考えます。
私のように受けとったエネルギーが「しずかに自分の内で解釈されていく」タイプは、こうしたエネルギーの増幅力とは別なので、おそらくあんまりペンジュラムは動かないと思います。道具をつかってもつかわなくてもリーディングの精度が変わらないタイプなので私は道具はつかいません。むしろ「自分」と「解釈」のあいだにワンクッション入ってしまうことでエネルギーが削がれる感覚になります。
しかしこうした道具をうまくつかうことで「エネルギーが増幅」されて自分にも相手にもわかりやすい伝え方ができる人もいるのです。これは備わっている性質との相性によるので、得意な方法をいかすのがいちばんいいことです。
コメント
ペンジュラムの基本知識が無く、飾り物として購入しました。
動きだけを経験したくて、希望の向きを伝えると、鎖が切れるのではと思うほど速く大きく動いていても、真反対の動きを希望すれば、すぐさまそう動きます。
自分の意思で動かしている印象が強く、特に体感的に「目」で動かしている気がしたので、目を閉じてやってみると動きません。
結局ペンジュラムを自分の意思で動かしているなら、質疑の答えを求めるのは無意味だと思っていた(反対に、ならば何故使うのかわからなかった)ので、今日の記事は大変役に立ちました。ありがとうございます!
ペンジュラム様
もともとのエネルギーの振動は「わずか」で、それを自分という増幅器で振動を「大きくして」振り子が動くということですね。
主観をいれずに増幅するのは、(自分が問いを出している以上は)そう簡単ではないと思うので、そこがうまくできるかどうかも重要な気がします。
いずれにしてもリーディングに、道具があることでワンクッションおかれるのが楽という人と、ワンクッションあるのが邪魔という人がいます。私はどちらかと言えば後者ですが、前者のタイプは、ペンジュラムを含めていろいろ模索してみるのがいいのだと思います!