今ある人間関係を大事にしていく(人生の中盤以降)

人間関係の相談で、友だちが減ってしまってさみしいとか、自分の世界をひろげるために新しい友だちがほしいという内容はよくあります。相談事項には含まれていなくても、セッション中に話題がそこに広がることも少なくありません。

現実的なことをいってしまうと、人間関係が広がりやすいのは人生の前半で、いちどにたくさんの人と知りあうのは「学校」と「会社(入社)」で、

それ以降は友だちといえる深い関係がつくられるのはまれで、むしろ年齢とともに友だちは減っていく傾向にあると思います。

3人のマーメイド

学校でともだちができるのは、同じ環境にたくさんの人がいて共通点があるからで、大人になっていろんな違いが生まれると話題を共有しにくくなります。

また社会の中で責任も増していくと自分だけのためにつかえる時間が減ります。抱えるものばかり多くなります。お互いがそういう立場で、また労力と時間を注いで新たな人間関係を…という方向いくのはまれなことなのでしょう。

友だち100人できるかな~という歌がありますが、これは入学前がえがかれている内容ですよね。学校では100人と知りあえるし、会社でも入社時は同じ状況になるけれど、以降はそういう機会は少なくなります。

人生の中盤以降では、さまざまな理由で友だちは減り、さまざまな理由で補充されず、トータルでは減ってしまうのがある意味自然なのでしょう。

これは「こういうもの」と受け入れて、

今ある関係を大事にするという考え方も必要な気がします。

それでも新たな関係を望むのならば、友だちができるような「環境」に身を置くことを考えてみるのがいいのかなと。ふりかえると、かつては学校や会社という「環境」に助けられていた面が大きいと思うので、人がたくさんいて、新しい関わりがうまれそうな環境を探してみるといいでしょう。

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