前世のようで、前世じゃない

先日のAさんのセッションで、タイトルのとおり「前世のようで、前世じゃない」話をしました。ご自身では前世ではと思っていたけれど、前世ではない「別のスピリチュアルな影響」による感覚だったのです。

学生時代、ある作業を「自分はこういう作業は気持ち的に負荷がかかるなあ」と思いながらも必要なのでしていたところ、急に「自分は、この感覚を知っている!」と確信がでてきたそうです。

それは確実に自分の内側からわいてきた感覚で、

…これは前世の記憶では? と以前から気になっていたと。

そういう感覚につながる前世はありそうか? というのが今回の相談事項に含まれていました。結論から言うと、タイトルのとおりで、

前世の記憶ではありませんでした。

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いくつかの前世を見てみましたが、Aさんが「前世でこうだったのでは」と考えるシチュエーションからそう遠くないことを見聞きした経験はあるかもしれないけれど、近い経験はなさそうな職業に思えるし、まして前世のAさん自身がそのど真ん中で見聞きする状況にはなり得ないような。

これは前世の可能性は高くなさそうで、

憑依による影響だったのでは、という別の可能性をお伝えしました。

引き合ってなじんでいる状態なので、お互いの意識がシームレスになり、憑依霊の経験を「まるで自分の経験のように」思い出だすような?感覚になったり、憑依霊の感情が「まるで自分から出てきた感情のように」心に響くことがあるのです。

こうなるのは、かなりがっつりの憑依が起こったときだけですね、

ブログでよく書いているプチ憑依ではなく。

…と別の可能性を説明したところ、Aさんは「それなら思い当たる」と。学校があった県とその地域の歴史を紐解くと、そういうことが起こっていた場所とされているので、その説明がしっくりくるとのこと。

憑依霊の経験を、まるで自分が経験したことのような”感じ”として、キャッチしてしまうことはあると思います。深く同調して重なると、主観的なとらえ方で感じることはあり得るからです。

私自身も過去には似たような経験を多数しています。今はもうそこは切り分けられますけれど、過去のわかっていない時期はそれはもうたくさんありました。という私自身の経験などもたとえとしてお伝えしながら、この件は「前世のようで、前世じゃなさそうですね」という結論に着地しました。

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