透視の練習にしても、瞑想の練習にしても、スピリチュアルな力をつかうワークは、最初は「ざっくり」とやり、時間が経ち回数が積み上がる中でだんだんと細部に気を配って、洗練されたものに仕上げていくのがいいと思います。
最初から細部を気にしすぎると進みません。
だいたいの感じで十分、それで(その時点での)正解です。
まだ何もわからない状態で、細部を気にしても…検討違いのところに力をかけることにもなりがちです。ある程度、学びが進んでいかないと、どこに力をかけたらいいのかのコツも抜き出せません。
どんなスクールでも、ほとんどの先生の教え方は「最初はざっくりな粗い感じの仕上がりで十分」というのではないかなーと思います。そのことはシンプルに受け止めたほうがよいです。理にかなっているからです。
器に「漆塗り」をする要領です。
漆塗りは何回も重ねていくと聞きます。
最初はざっくり、とはいえ、雑でいいということではなく、ちゃんと理にかなったざっくりであるべきで、ここは先生の指導を受け入れるのがいいでしょう。先生の教えは体系化されて、回数を重ねることで洗練されていくように構成されているからです。
そこは独学とは違う、コーチがいることの価値です。
最初はざっくりの練習で、その時点における正解です。私はこれまで15年以上にわたり指導してきて、そう確信しています。
コメント