働ける環境に感謝。

仕事をしているときは、「仕事があるという、ありがたい状況」に、なかなか、気付けないものかもしれません。

仕事があるのが当たり前、給料をもらうのが当たり前、と考えてしまい、目につくのは待遇の悪さや、上司の欠点や、仕事のつまらなさだけになりがちです。

得られるものは当たり前と感じ、得られないものには不満を抱え、意欲が薄れてしまうこともあるでしょう。

しかし、改めて考えてみると、仕事に就けない人もたくさんいる中で、働ける環境があるということは、ありがたいことです。

仕事から離れてみると、そのことがとてもよく実感できます。外から眺める立場になって初めて、客観的になれるところもあると思います。

不満を抱えて、仕事を辞めて・・・、そして、そこでやっと、手放してしまったもののありがたさに気付く、というプロセスにも、相応の学びがあるのでしょうけれど、できれば、仕事を辞める前に、今の環境に感謝する気持ちを持っていくと、また違った道が開けていくこともあると思います。

仕事を辞めることが悪いとはいいませんが、感謝の気持ちを持って、次のステップに進むための転職をする場合と、不満いっぱいで今の環境から抜けたいと思う場合とでは、自分の波長が違うためか、現実的な結果にも、差が出てしまうことも多いようです。

今、仕事をしている人は、不満もいろいろあるでしょうけれど・・・、しかし、それでも、働くことができる環境は、ありがたい、という気持ちを忘れないようにしましょう。

心の底から湧き上がる感謝のエネルギーは、とても豊かで大きく、自分自身を満たしてくれます。多少の不満は、包み込んで、それらのすべてを光にかえてくれます。そうするとまた、明日の仕事への意欲が、わいてくるでしょう。

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