人には生まれ持った個性の差があるので、うまくできることと、そうでないことの差があって、「誰もが、努力すればなんでもできる」とは・・・いかないものです。
社会にでる前の、学校に通っている時期であれば、努力や忍耐や行動の必要性を学ぶ目的として、「すべてに対して頑張る姿勢でいくこと」が、人生の経験として大切です。
しかし、大人になってもなお「子どもの頃と同じ度合いで、何に対しても頑張る姿勢でいく」ことは、そうして得られるメリットもゼロではないでしょうが、逆に「ロス」のほうが多くなるものではないでしょうか。
できないことを、できないままにしておくのは、甘えのようにとられる風潮があるけれど、「努力してもなお、うまくできない」のと、「やればできるのに、怠けてしない」のは違いますよね。ここは、わけてとらえていくことが大切です。
努力してもできないことに、力をいれて頑張るよりも、「できることを、努力してもっとできるようにする」という、できることの上限を目指す姿勢でいくほうが、成果が大きくなることは多いです。
こういう思考の切り換えが、自分の可能性を広げてくれることもあります。
内容によるでしょうけれど。
こういう考え方も、大人には役立ちます。
一日が24時間であることは変えられず、そのうち自分の好きなように使える時間は、ほんの僅かで、体力や気力も無限ではありません。
自分に与えられているそれらを、有効に活用しようと思えば、「できること」をより伸ばすという考え方も、大人にとっては、現実的な自分のいかし方だと思うのです。
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