この世にいきる人たちは、スピリチュアルに関心がある人も、そうでない人も、「皆が、この世という同じ世界で生きている」と思っていることでしょう。
表面的にみれば確かにそうです。けれど、霊的な観点からみれば、皆がそれぞれ独自の世界を生きています。そういう人達が集まっているのが、この世という学びの場所です。
自分と他人は、この世という学びの場所を共有しているだけであり、同じ世界を生きているわけではありません。
同じ世界を共有しているように思えるのは、(物質次元からみた)幻想であり、霊的な観点からすれば、自分は自分の世界を、他人は他人の世界を、それぞれが「その人の世界(観)」を生きています。
ですから、自分の世界観を他人に当てはめて、もっとああすべき、こうすべきなのに、と思っても、それは相手にとってベストではない場合もあると思います。
(これは、あくまで、霊的な観点からみた場合、ですよ。会社とか家族とかの日常の人間関係などにこうした解釈を過剰に当てはめてしまうのは、別の意味で視点がずれて現実逃避になりますので、そこは分けてとらえてください。)
誰もが、その人自身のオリジナルの世界と人生を生きて、オリジナルの学びをしています。
そういう観点から眺めていくことが大事で、物質次元の一般論は当然のことながら、スピリチュアルな法則や原則すらも、その人に合わせた解釈の幅があり、唯一無二の正解はありません。
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