現実という生活の中に、スピリチュアルな感性をいかしていく。

どのように優先度をつけたらいいか、または、どちらの選択肢をとったらいいのか決めかねることがあれば、

スピリチュアリズムの観点から 「何をするのが、自分の成長に繋がるか」 「どちらを選ぶのが、たましいを磨くことになるか」という考え方を取り入れるのも、ひとつの方法です。

けれどそれは、事実をベースにした現実的な基準が存在していて、しかしそれだけでは判断がつかないときに、プラスアルファとして採用するとよい考え方です。

事実を抜きにして、形のないふんわりした解釈のみに偏れば、その結果も、たよりなく安定しないものになってしまいますよね。それは、望むところではないはずなのです。

現実の中で、たましいの成長を心掛けることこそが、この世においての「スピリチュアルな生き方」です。

現実というのは、「生活」と言い換えられます。

生活をさしおいて、たましいが云々という点ばかりに関心が向いてしまうと、不安定になります。

現実の行動が伴って、生活に反映していくことで、生き方に軸がつくられるようになるのではないでしょうか。

 

「形をもたない、エネルギー的な作用」と、「現実的な、形を伴う事柄」と、さらに「時間」という、この世特有のしくみが掛け合わせとなって、理解の深まりが作られていくのだと思います。

そのために、この世という場所で、私たちは学んでいるんですよね。

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