完全主義・完璧主義な人は、高いレベルで何かを成すための動きをしていることが、「自分らしくて落ち着く、安心できる状態」です。
手を抜いて、緩くすることは、楽ではあっても、楽しくはなりません。むしろ、ソワソワしてきて、これでいいのかと、不安感をかき立てることになります。
忙しくて、疲れていても、そのほうが安心できるので、
それで、安心するために、「頑張りすぎる」→「消耗する」→「どこかに穴がでる」→「もっとやらなければ」と、おわりがなく、力を掛け続けることになります。
こうした性質の人は、何かを成すための達成感を求めている・・・というよりも、やらないことによる不安感を避けている面のほうが大きいように思います。
完全主義な人は、とても神経質、悲観的、慎重であることが多く、そうした気質を抱えていくことは消耗します。
だからこそ、完全主義に「なってしまう」のでしょう。完全であれば、それらの要素が敏感に反応して、不安になることは避けられますからね。
自分ができる上限を目指すという意欲の高さは、とても素晴らしいことです。
そうして自分を成長させていくことを、自力でやっていけるというのが、完全主義の人の「強み」だと思います。
そうした利点はそのままいかしていき、しかし、やる気が、不安感と過剰に結びついてしまうことがないように、やり過ぎにならないペース配分をしていくといいですよね。
自分でそのことを意識して、調整していけるようになると、大きな力を出し、大きなことができるようになるのが、このタイプです。
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