「何でも否定的にとらえてしまう」とか、「自分にはできるはずがないと決めつけてしまう」など、
つい、そのように考えることが習慣となっている、自分のためにならない思考パターンがあって、ものごとの解釈を歪ませたり、自分らしさのあらわれを小さくしてしまうことがあるものです。
気づいたならば、変えていくことが望ましいですよね。
けれど、ついそうしてしまう思考パターンは、瞬間的な「反応」のようなものですから、意識的に変えるというのは難しいです。
行動のほうが変えやすいので、そちらから取り組んでみるといいでしょう。
自分のためにならない思考パターンを手放し、それにかわる「新たな思考パターンに基づいた、行動」を重ねていくという方法です。
たとえば、「何でも否定的にとらえてしまう」思考パターンを変えるために、「何でも否定しないようにする」と思考だけを切り換える・・・のは難しいので、
「何でも否定することなく、まずは、相手の話をおわりまで聞いてみることにする」とか、「できるはずがないと決めつけずに、できる方法はないかと調べてみる」というふうに、行動と結びつけていくようにします。
パターン化させやすいのは、思考よりも行動のほうです。
エネルギーの動きを、行動パターンに慣れさせていくことで、思考の動きの経路を変えていくことができます。
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