使えるアイデアとは、早すぎない、新しすぎないこと。

現実的に役立つ、いいアイデアというのは、「使えるもの」です。

それができたら、とても素晴らしいねと思うような質の高いものでも、使えないものは、採用できません。

先を行き過ぎていたり、斬新過ぎたりすると、使う側がそれに追いつけません。

まったくの新しいものは、世の中に必要とされず、どう使ったらいいかもわかりません。

たとえば、外国と交流がない時代に、翻訳ソフトがあっても、うまく活用することができませんよね。

今の時代や状況にあったもので、かつ、少しだけ先を行くものが、今までにない面白さがあると人気になったり、便利だと評価されたりします。

新しいアイデアといっても、既存のものから離れすぎると使えないのです。

現時点の既にあるものから繋がる、新しい何か、それが「使えるアイデア」になります。

つまり、「現実」をしっかりとらえる姿勢と、そこに何をどう加えると変化が起こるだろうかという「新しい発想」と、両方が必要で、両方の「距離が開きすぎない」ことも大事なのだろうと思います。

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