日々の生活の中で、どうして悩みが生まれるかといえば、自分自身や人生が「こうだったらいい」という理想と現実との間にひらきがあるからですよね。
それが自分に起因するものであれ、他人や環境に起因するものであれ、理想と現実の差があることが不安や不満をつくりだします。
つまり悩みとは「理想と現実のひらき」にあり、
このひらきを縮めていけば、悩みの解決につながります。
理想と現実のひらきの理由は二つあって、
- 何かが阻んでいる場合と、
- 何かが足りない場合とがあります。
ほとんどの悩みは両方がミックスされているので複雑に思えますが、切り分けて考えるとシンプルで、解決のためには「阻んでいるものは取り除く」「足りないものは集めていく」ようにすればいいわけです。
では「阻んでいるもの」と「足りないもの」は何かというと、
阻んでいるものとは、否定的な思考と感情です。
自分なんてどうせできるはずがないという自己否定、そういうやり方は無理にきまっているという思い込み、失敗したら恥ずかしいという過剰なプライドなどが、自分にブレーキを掛けます。
足りないものとは、自発的な行動です。
この世という物質次元で何かをなすためには、思いの力だけでは不可能で行動が必要になります。行動の絶対量がたりなかったり、目的に合った行動になっていないかったりで、自分を目指すところへ寄せていけなくなっています。
不要な思考と感情を除いて、
必要な行動を増やしていくようにする、
この積み重ねと繰り返しが大事です。
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