判断力が高いゆえに、長続きしない人は、このように工夫するといい。

ものごとへの関心が持続しない、飽きっぽい人がいます。

そうなる理由は大きくわけると2つで、「自分のことが、よくわかっていないか、判断力が低い」ことが原因であるケースと、「自分のことが、よくわかっていて、判断力が高い」ことが原因であるケースがあります。

自分をわかっていないケース。

自分のことがわかっていない場合は、その事柄が自分に合うかどうか、その事柄を行ったらどうなるかという「比較」ができません。

そのため、いろいろなことに手を出します。しかし、「思ったほどではない」「やってみたら、合わなかった」となると、また別のことに手を出したくなります。

一般的に、「飽きっぽい人」という言葉の印象は、こちらのような、あまり考えずにあれこれと手を出す人のことを、責めるような意味を含んで使われることが多いかもしれませんね。

自分をわかっていて、判断力も高いケース。

しかし、一方で、自分のことがよくわかっている場合も、表面的には同じような行動になることがあります。

自分のことがわかっていて、判断力も高い場合、はその事柄に「ちょっと関わるだけで、その事柄が合っているかどうか、素早く判断ができてしまい」ます。

普通なら一ヶ月くらい掛かることを、三日くらいでわかれば、止める判断がはやいこともありますよね。それは、第三者からみると、「長続きしない、飽きっぽい人だね」と見えてしまうのですが、優れた点ゆえの「早さ」、ということもあるのです。

こちらに該当する人は、「やってみてからの判断の早さ」を、「そのことを選ぶ前の、選択にいかす」ようにしてみるといいです。事後にいかしているものを、事前にいかすようにするのです。

これは合わないと判断した事柄の数々に、共通点を見出して、何が合わなかったかを把握しておき、次の選択にいかしていけば、元より判断力は高いのですから、より自分をいかした動きが効率よくできるようになります。

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