人生のうちで、何度もくりかえし「同じような状況で、同じような場面に直面していく」ことがあるものです。
そのときどきで相手は違っていて、内容もまったく同じではなくても、「自分がやるべき役割」「自分が考えさせられること」に共通性がみられる事柄がくり返されるなら、
それは、自分がこの人生で経験して学んでいくべき、たましいの「課題」なのかもしれません。
たとえば、常に、集団の中でリーダーシップをとり、皆の意見をまとめて動きの方向性をつけていくことになるとか、
望んでいなくても、人前に押し出されることとなり、他者の見本となるような役割が何度もめぐってくるとか、
それが、この人生で経験しようと、生まれ持ってきた課題であるなら、何度でもそうした場面へ押し出されていくこととなり、期待され、望まれていくことになるでしょう。
得意なことを発揮して、誰かのためになる経験というケース、
苦手なことをくり返して経験値を増やし、自力を磨いていくケース、
どちらも、あるでしょう。
得意を発揮するにしても、苦手を底上げするにしても、「その人がもっている本質に基づいた経験」が重ねられていくことになりますから、何らかの共通点がみられる経験が、くり返されることになるのです。
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