道具を使うリーディングと、道具を使わないリーディング。

スピリチュアルな手段によって、対象者に関する情報を把握し、解釈したことを伝える「スピリチュアルリーディング」は、大きくわけると、その人自身に備わっているセンスをつかう方法と、霊的な存在の関与によってなされる方法とがあります。

前者はサイキック的なリーディング、後者はミディアムシップと表現することもあります。この二つについては過去記事(スピリチュアルリーディングについての解説)でも解説しています。

長さの違う白いろうそくが4本

多くの方がいだく印象としては、道具を使うリーディングはサイキック的、道具を使わないリーディングは、霊が関与する度合いが大きいミディアムシップ的、というイメージではないでしょうか。

しかし、実際のところはそこに区分けはなく、道具をつかっていても霊が関与する度合いが大きいケースもありますし、道具をつかわない方式でも(上記リンク先の過去記事のとおり)オーラからエネルギーをよみとっているサイキックリーディングというケースもあり、ここは道具の有無ではわけられません。

道具を使うほうがいいか、道具を使わないほうがいいかは、「自分が得意でやりやすいほう」を選ぶことですね。

得意なほうをわざわざ手放し、苦手なほうを選ぶのは、たとえるなら「歩いたほうが早い平地を、竹馬で難しく歩く」ようなことになります。

自分の力がだしやすいものを選ぶことが一番いいです。

そこはあまり難しく考え過ぎないことですね。

道具との相性の一例として。ペンデュラムが得意な人は「エネルギーを放つ力が強い」か「手にエネルギーが集まっている人」が扱いが上手です。私のような、波長を読みとることが得意な人からすると、ペンデュラムは「わざわざ竹馬」になってしまい、使いこなせないこともあるかもしれません。

タロットカード、オラクルカードなどが得意な人は、広い意味で「見るセンス」が高い人が多いようです。絵柄から視覚をつかって何かを把握するという間接的な見方でもあるからです。

よりマニアックな道具をつかう方もいますよね。特定の道具ではうまくできるのに、メジャーな道具ではうまくいかない場合は、たとえば「石でできている道具と素材としての相性がいい」とか、「前世でも同じような道具を扱っていた経験がある」など、その人ならではの理由があるようです。

こう考えてみると、道具を使うか、使わないか、

使うとしたら、何が得意かという、

リーディングのスタイルにも、その人らしさがあらわれるものですね。

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