たくさんの行動の中から、いくつかの成功体験が生まれる。

成功体験という言葉があります。自分の力で「成功してきた体験」があると自信をもつことができるので、その他の行動をするときにもモチベーションを保ちやすくなるなど役立つとされています。

ここ最近、成功体験についてのご相談がいくつか重なりましたので、この件について書いてみたいと思います。

薔薇の香りをたしかめる女性

成功体験には「行動の量」が必要です。

成功体験についての相談とは、ほとんどが「自信がなくて行動できないのは、成功体験がないからだと思う。自信をもって行動するためにどうすればいいか」という内容です。

自信とは、必ずしも成功体験からつくられるものではないけれど、この場合、ご本人としては「成功体験を積むことで自信がつく」という前提であるので、

「成功体験を積むためには」どうすればいいかという切り口から、考えてみたいと思います。

見出し文のとおり、成功体験のためには「行動の量」が必要となります。

成功体験をひとつの言葉ととらえずに、「成功」+「体験」であると、わけてとらえてみるとわかりやすいです。

数多くの体験(=行動)をしていく中で、いくつかの行動がうまくいくようになって、そのうまくいった行動が「成功体験」です。

その他の、数多くの(成功していない)行動があってこそ、結果が際だっていく成功体験が「その中から少し発生」します。行動の量が少ない状態では、成功体験を得ることは難しいということです。

結局は、地道な積み重ねが力になるということ。

たくさんの行動をしていくと、同じことをするなら早くやるコツがわかっていくでしょうし、違うことをするなら比較から気づくことがでてきます。

そうした知恵が底上げとなり、行動をとることが少しずつうまくなったり、洗練されたりしていきます。量をこなすことは、質の向上につながっていくものです。

自分でも気づかないくらいの、僅かながらの向上が積み重なることで(前よりうまくできるようになって)成功することができるのです。

行動の量から、自分の力がついていくから成功するようになります。

そういう地道なものなのです

たまたまの成功では、その後に再現ができない。

行動の量がすくなくても、確率的に「たまたまの1回が、最初のほうにあらわれて成功する」ことも中にはあるでしょう。

けれども、そういう成功のしかたは「再現することができない」ものです。

力がついたわけでも、コツがわかったわけでもないので「成功した体験から自信がついて、他の行動をするときにもモチベーションを保ちやすくなって役立つ」ような作用にはなりませんね。

成功体験で自信がついて役立つのは「過去に体験した成功を、また再現できると思えること」が力となるのでしょうから、

成功するまでのすべての行動を通して、自分が獲得できた知恵など、さまざまなものを含めて「成功体験があることの価値」なのだと思います。

しきい値をこえる。

再現できて自信がつくような成功体験は、行動の量が底上げするものであるのは、これまで書いたとおりです。

ではどのくらいの行動をとればいいのかというのは、成したい内容にもよりますし、本人の個性にもよりますので、何回とか、何ヶ月という数値で示すことはできませんが

ひとついえることは「しきい値を超えるまで」でしょうね。

しきい値とは「ある値以上になると効果があらわれ、それ以下の値では効果があらわれない境目のこと」です。

行動をするほど、コップに水がたまっていって、いつか外へとあふれていくようになるまでの「ためている段階」を、無理なくできることから、ひとつ、またひとつと重ねていくことです。

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