周囲にあるものは、自分の一部を映しだしている。

この世には、同じ要素をもつもの同士が引きあう「波長の法則」がありますから、関わりがつくられる、人、物、できごとは、お互いの中に同じ要素が存在していることになります。

周囲の人、物、できごとをみれば、それらの中に少しずつ自分があらわれていて、間接的に自分自身を確認できるようになっています。

ただし「丸ごと同じ」ではないので、「少しずつの共通要素がある」だけですから、同じ要素をもつ人同士でも、気があわないことはありますし、同じ要素が含まれているできごとにも、しっくりこない感覚になることもあります。

このとき、しっくりこない、何かが違うと、すべて否定して排除してしまえば、自分の深いところを知るための機会が少なくなってしまいます。

一見、なじみにくいそのことの中に、まだ知らない自分の一部分に気づかせてもらえるような「何かのヒント」が存在していることもあります。

といっても、合わないものを受け入れるべきとか、好きではないものを好きになるべきということではなくて(そのことはそのままでいいので)

まずは、少しの関心を向けてみる姿勢が大事だと思います。

コメント