きっかけづくりとしての「新しいこと」をしてみよう

人生に新しいことを出現させたい気持ちはあるけど、これといってやりたいことが見つかっていないとか、何をやったらいいのかがわからないとか、どこにも進めない時期ってありますよね。

そういうときは、何かやりたいことを見つけるための「きっかけづくり」として、いつもと違うことをいろいろ試してみるのがお勧めです。

本から飛び出す妖精

たとえば、ふだんはまったく読まないジャンルの本を読んでみるとか。いつもと違う道を通って街並みを眺めてみるとか。流行りの遊びなどを一度だけでいいので経験してみるとか。

漫画を読まない人も、ときには読んでみると面白さを感じるかもしれません。近道をいかずにあえて遠回りをして、どこにどんな建物があるのか観察したり、はじめての八百屋さんで野菜を買ったりしてみると楽しいですよね。

こういうのは面倒なようでも「後から効いてくる」ものです。その1回の行動から、はっと気づくことがあったり、友達との会話のネタになったりとか。ときには面白くなって習慣になることもあるでしょう。

自分はこれがあっている、自分にはこれは必要がないというのは、過去の経験からの先入観で、実際はそうではないことが多々あります。

でも普段どおりのルーティンではそのことに気づけないので、小さい新しいことを数多くやってみて、あとから回収できる伏線をあちこちにはっておくのです。自分が未来でどんなふうにそれを回収するのか‥‥‥などと考えていくうちに、次の行動のアイデアがでてくるなどして「やりたいこと」が固まってきたりします。

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