世の中でもとめられる人物像は、時代ともに変わっていきます。近年は、意見をはっきり言える人が重視されている気がします。
昔からの「察する文化」みたいなものは薄れて、自分はこうだ、自分はこう思うと表明できない人は、はっきり言える人に追いやられる感じで、
すごく損をしてしまう世の中になりました。
はっきり言えない人の中には、
はっきり「言わないようにしている人」もいて、
自分より他人を優先していたり、その場の調和を考えていたりすることで、あえて言わないことを選択していたりします。
ほんの少し前までは確実に存在していた「なんとなくまとまったり察したりする文化」を共有する人たちの中では、調和を優先して言わないというスタンスも、必要とされるし評価されるのですが、
世の中が変われば、
それにつれて求められる人物像もかわり、
必要なコミュニケーションスタイルも変わります。
他人を優先したり、調和を優先したりする優しさはすばらしいことですが、それで自分ばかり疲弊してしまうのは…バランスがよくないので、
今の時代にあったスタイルに「微調整」をはかりましょう。
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