最初から大きな目標を掲げるよりも、小さめの目標を掲げて「まずは、それを達成してから次の目標に移っていく」ほうが、モチベーションの維持が楽です。
ゴールが遠すぎると、日々の積み重ねで「ゴールに近づいている実感が少ない」ので、意欲が続かなくなってしまうこともあります。
特に、新しいとりくみをスタートさせる場合には、小さい目標から掲げていくのがあっていると思います。
ゴールが遠いと、モチベーションが維持しにくい。
大きな目標のほうが、一時的な気分の「盛り上がり」には役立ちます。
けれど、その分ゴールが遠くなり、時間がたくさんかかますよね。長くなるほど、やる気を「維持し続けること」が大変になります。
がんばってもがんばっても、ゴールに近づいた実感がわかない(ほどに目標設定が多いところにある)と、しだいにやる気が薄れてしまうものではないでしょうか。
最初は、やる気が後押ししてくれても、その勢いはずっと続くものではないですから。
まずは、3ヶ月くらいでできることを。
がんばった分だけ、「この点が、このように変わってゴールに近づいたな」と何かの実感があれば、それをまたやる気に繋げていけます。
遠いゴールだとそれが感じにくいので、最初の目標設定は「小さめ」にするほうが続けやすいです。
そうはいっても、大人が自分で目標を掲げて取り組む形式であれば、あまりに簡単すぎても。別の意味でやる気がでなくなってしまいます。
だいたい「3日では達成できないが、3ヶ月あればなんとかやれそうなこと」を、ひとつの目安としてみるといいでしょう。
そのくらいの期間でできそうな規模の事柄を選ぶと、長すぎて飽きてしまうこともなく、簡単すぎてやる気が薄れるということもなく、ちょうどいいのではないでしょうか。
最初の段階では、このくらいがいいのです。
そして最初の目標を達成できたら、それをさらに増やしたり、深めたり、応用して次の段階に進んでいくという、二段階でとりくみをしてみるのもよいでしょう。
そこからは、ちょっと長めの目標をもつことも、いいと思います。
慣れてくると、モチベーションの維持の仕方もコツがわかってきますからね。
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