自分への否定を手放すと、「赤」への苦手意識が改善される

自分なんてどうせダメに決まっているとか、自分にはできるはずがないとか、自分という存在を信じられずに否定している人は、全員ではないのですが結構な確率で「赤い色が苦手」になります。

赤を避けたり、選ばなかったりという行動を無意識でしてしまい、ときには「赤いオーラをしている人」のことも苦手になることもあります。

ギフトボックスとリボン

自分を否定しているときは、本来の上限よりも自分を小さく見積もって安全圏にいようとしてしまうので、ある意味「守りに入っている」状態になります。そこに攻めモードを感じさせる赤色の強さがあると、何か緊張感や警戒感を覚えてしまうのが理由なのかなと思われます。

この現象は、すごく不思議なことに「自分への否定に気づいて手放す」とりくみが進んでいくといつのまにか改善していくのです。赤色が周囲にあることが平気になり、赤いオーラの熱血タイプとの人間関係もわりと大丈夫になっていきます。

それまで苦手だった上司とわかりあえるようになったり、なんと尊敬できると感じられるようになったり笑。ご本人もびっくりするような変化が起こります。

自分への否定があると、自分のことも「どうせダメだろう」と狭く決めつけてしまうし、周囲のことも相手のことも同じように「こうに違いない」と思い込みをしてしまうのですが、これがなくなると本当に世界が広がっていくんですよね。

自分にも相手にも、これまで気づいていなかった新しさを見出していけるので、受けとめ方が大きく変わっていくからです。

自分への否定を手放すと、これまで自分的に「なし」だったものが「あり」になっていくので可能性が広がるということをよくお伝えしていますが、赤色もなしから「あり」になっていくということですね。

しかし自分への否定は、手放したつもりでも、ちょっと油断するとすぐに「慣れている安全圏のパターン」に戻ってしまうものです。なのでときどき自分に「今、赤い色への許容はちゃんとできてる?大丈夫?」と確認してみるといいでしょう。

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